157. 改名・解明? [犬の帰国準備]
前回の狂犬病の予防接種から約一月経過したので、本日血液サンプルの採取に行って来ました。
病院に入る前から絶好調、入っても絶好調のSHUNでしたが、血液採取の時には久々に泣いてましたねえ。
助手さんに体を固定され、右前足から血液を採取するのですが・・・・
これが曲者です。 こちらではそれが一般的なのかどうか分かりませんが、人間のように注射器を刺してと言う感じではなく、針(もちろん穴あき)を刺し、血が出てくることを確認して容器に採取と言う感じでした。
なかなかうまく行かなかったらしく、何度も刺していたのかも知れません。 それで泣いていたのですが、面白い事に、「きゃいーん」と大きな声で鳴いたり喜んで尻尾を振ったり、何度も繰り返すのです。 後ろで見ていると瞬間瞬間で感情が変わっているのが不思議でしたね。
血に弱い私としてはよくは見てませんでしたが、例によって結構血が出てました。 こんな写真を載せるのもどうかと思いますが、家に帰った後で撮影したものです。 左足にも血がついてるの分かりますね?
血液検査の結果は10日くらいで出るそうです。 そうしたら証明書ももらえるので、採取日の今日から180日の待機をすれば、帰国できます。
と言う事は? 4月の半ば以降には犬連れ帰国が可能と言う事です。 まだ別に帰国日程が決まっているわけではないですが、それが一番早いタイミングと言う事で、それより前には帰れないという意味でもあります。 はい。
そうそう、今日の病院で、SHUNと言う名前には特別な意味があるのか? ときかれました。 中村俊輔の話を今さら持ち出すのもなんなので。 でっち上げでしまいました。
「日本語のしゅんには、早いとか敏捷と言う意味がある。」 *注、この時の飼い主Aの頭の中には瞬間と言う文字があった。 でも、良く考えたら、俊敏のしゅんもそういう意味でした。
つまり、SHUNは、早いとか敏捷と言う意味だと・・・・・ でっち上げです。 思わず改名か?と思ってしまいました。
でも、名前に似合った犬に育ってくれているようで、幸いです。
え? そう?
最後に、今日のKATOYAN家の昼御飯・・・・・ この季節にしか売られないパンだそうです。 べッグマンだということですが。 由来もあるそうですが、全然知りません。
*10月16日 追記
聖マルチンの日の辺りに出てくるパンであるという事はわかりました。
手にもっているのはパイプです。 砂糖で出来ているのかな? とも思いましたが、ちょっと噛んでみると、目茶固いんです。 歯が折れそうなので、チャレンジはしませんでした・・・ パンの味は、ちょっと甘い味のついた給食のパンみたいな感じですね。
144. ドイツから犬の帰国に向けて その2 (破壊・雑食王SHUN) [犬の帰国準備]
この話を書く前に、金曜日の夕方Katoyan家に起こったことから報告しないといけません。
破壊王且つ、雑食王のSHUNがおもちゃで遊んでいた。 飼い主Bが目を放した隙に、おもちゃ(靴の形をしたおもちゃで、靴紐もご丁寧についている)の靴紐を食べてしまったらしい。
その長さ、約20センチの紐である。 紐は、最悪のケース内臓に絡まり、開腹手術の必要があるということ。 何とか吐かせようかと考えたが、獣医が空いている時間でもあり、取り急ぎ家に帰り、獣医に連れて行きました。
かかりつけの獣医師曰く「大丈夫、出てくるよ、下から」と言うではないか。 私もしつこく、「でも、内臓に絡まったら大変な事になるのでは?」と心配そうに尋ねた。
彼はまた、「ああ、最悪のケースはそうなる。 でも、普通はちゃんとでてくる」とのこと。
いやあ、「吐かせてあげてくれ」って言ったほうが良かったのかな? と後悔しながら不安な表情で聞いていたのだが・・・ 獣医師はこんなアドバイスをしてくれた。
「ザワークラウト(ドイツ名物、発酵酢キャベツ)と、茹でたジャガイモを混ぜて食べさせれば、ちゃんとでてくる。 ザワークラウトがそういうことを助けるんだ」と、全くの民間療法をアドバイスするではないか。 更には、そのレシピを病院の便箋に手書きして渡してくれた。 「これを、肉屋さん(ザワークラウトは肉屋で売っていることが多い、肉料理の付け合せ)で見せれば分かるよ。」ですと。
唖然としながら、帰り道にスーパーでザワークラウトを買い込み、家に帰りました。 この続きは、帰国準備の報告の後で・・・
=======帰国準備===================
さて、昨日病院に行ったのは、帰国準備のために二回目の狂犬病予防接種をしてもらう為。 前回記事の続きです。
無事完了です。 合計3回。 生後91日目以降、無事に2回目となりました。
約一月後にもう一度採血のために病院に行って、あとは血液検査に出せば、帰国数日前まではもう何もする事ありません。 あ、日本の検疫所への帰国40日前の申告、及び、出発前の検査の為の獣医局のアポイントはしないといけませんけどね。
このあたりの詳細について、最近ドイツから日本に犬連れで帰国された杏さんのレポートも参考下さい。
=======帰国準備完===================
さて、上の誤飲事件の続きですが。 今朝散歩している時に出て来ました!!! ウンチの中に白いものが。 飼い主A/B二人で観察。 飼い主Bが木の枝でつついたら、紐が出てきましたよーー
おお、民間療法もバカに出来ない? と思ったのですが、良く考えたら、んな事しなくてもでて来てたかもと・・・ 大いに余ったザワークラウトは飼い主Bのお腹に納まることでしょう。
101. ドイツから犬の帰国に向けて [犬の帰国準備]
まだ先の話なんですが、間際で慌てないように、犬の帰国準備を始めることとしました。 今日は最初の一歩でしたので、カテゴリーを「犬の帰国準備」として、対応した事・トラブル?等を記していきたいと思います。
ご承知の方も多いと思いますが、ドイツからの犬の帰国には以下の対応が必要です。 これを完備されていれば検疫所での係留時間は最長12時間で済みます。 これが完備されていない場合は、半年の係留・・・・ 悲惨です。 ミスは許されません。 半年も検疫所で暮らすなんて、きっと性格も変わってしまうでしょうし。 本当に避けねばなりません。
で、対応するべき事は。 輸出国政府機関発行の証明書に以下の情報が必要です。 詳細は、農林水産省のHPまで。
1) | マイクロチップによる個体識別 |
2) | 2回以上の狂犬病の予防注射 |
3) | 狂犬病の抗体価の確認 |
4) | 180日間の輸出(帰国)待機を行ったこと |
5) | 狂犬病及びレプトスピラ病(犬のみ)にかかっていないか又はかかっている疑いがないこと |
さらに、帰国の40日前には輸入申告が必要です。
さらにさらに、に、上記の5番については、ドイツの獣医局での証明が必要だそうです。 それも、出国の2日前に。 と言う事は獣医局が休みの日に当たらないように飛行機は押さえないといけません。 また、聞く所によると、獣医局の人が休んでいたり(担当者が)、急に休んだり・・・・ ってな事になると本当に悲惨です。 何もかもオジャン(死語?)となりかねません。 ドイツって、予約してもやばい事がありそうで、危険です。
くどいですが、ミスは許されません。 この獣医局の予約については会社のドイツ人同僚に助けを求めて、何としても対応してもらうようにします。 (笑)
で、今日は二回の狂犬病の注射の内、一回目を打ってきました。 これ、実は生まれてから二回目の狂犬病の注射なんですが、日本の規則では、生後90日以降の注射で無いと無効だそうです。 我が家は一回目は76日で打ってしまいました。 最初からもう少し帰国の手続きをよく見ていれば、あと二週間待ってみたんですが。 ちょっと失敗です。 早く散歩に連れて行きたかったので、注射を急いでしまいました。 その結果1年に2回で済む注射を3回も打たせることに・・・ 反省です。
狂犬病の注射も犬には負担があるでしょうから。 皆さんも海外で犬を飼われたら、最初の狂犬病予防接種は91日以降(不活性ワクチン)にしてあげてください。
ところで、注射をしたりすると嫌がる犬が多いようですが、我が家のは全然OKでした。 あっという間に注射が終わり、大喜びで獣医さんと助手の人たちに愛想振りまいてましたよ。
そういえば、マイクロチップも、最初から入れてもらってたのがISOタイプだという事で日本の要求に合致しているようです。 これまた良かったです。
では、次は約1ヵ月後、二度目の注射その後は血液検査・・・です。
これが我がワンコのEUパスポート
中にはこんな感じで予防接種の記録を記載していきます。 他にもマイクロチップの番号とかが記載されています。